§4 リハビリ1:感覚センサーを回復させる

さてさて。

以前ツイッターで、こんなことをつぶやきました。

 

「幸せに外側の条件は一切関係なく、 自分の心で幸せだと感じ、 自分の内側が満ちていることが幸せなんだと気付いた時、 私は自分がどうであれば楽しいのか嬉しいのかすら忘れていた。

だからまるでリハビリのように、 五感を確認することから始めた。 今、どう感じた? 肌触り、匂い、音、色、味。 一日中、自分に確認し続けた。

そうして少しずつ蘇ってきた感覚を頼りに、 心地よいものを選び 不快なものを捨て また確認をして、 それを繰り返す。 最初は時間がかかっていたものが 瞬時にワカルようになる。 それでもたまに、あー違ったなー、ということもある。 でもそれはそれでいいのだ、もはや。

身軽になればなるほど、 違うものも楽しめる。 それは昔の我慢とは、似ているようで、違うのだ。」

 

そう。

過去、幸せでありたい、と強く願った時、

私は致命的な事実に気付いてしまったのですよ。

 

幸せが何なのかわからん。

 

………(-_-)

 

今のこの状況に、自分が幸せを感じていないことは

かろうじて分かった。

そこは認めざるを得なかった。

だって辛いな~~~~って思うし、悲しいことも多いし、

ことあるごとに、いやもはや何もなくても涙が止まらない。

 

そこは認めたけれども、

 

そこからどうしたらいいのかが皆目見当も付かない、というね。

 

重症 (-_-)

 

***

 

私は、よく、「自分を大切にしなよ。」と言われる人でした。

 

そう、周りから、特に仲の良い友達からしたら、目に見えて分かったことだったんでしょうね。

私が自分を大切にしていない、と。

 

でも何度そう言われましても

当の本人が全くピンときていないわけで、のれんに腕押しってこのこと。

(友達もさぞやきもきしたことでしょう。すまないねぇ…。そしてありがとう。)

 

ある時、飲み会の席で初対面の子に

「りえちゃんさあ!自分を大切にしなよ!」

と肩を叩かれた時は

さすがに ああ私やばいのかな と思いましたが(笑)。

 

***

 

私にとっての幸せが何なのか。

私が私を大切にするってどういうことなのか。

 

どの本にも書いてなくて(笑)、

手探りでもがき始めました。

 

とりあえず、辛いと感じることが減れば、今より幸せだろう。

そして、楽しいとか嬉しいとか喜ばしいと感じることが増えれば、今より幸せだろう。

と思いました。

 

***

 

で、何に辛いと感じているのか。

何に悲しいと感じているのか。

それを書き出して、客観的に眺めてみました。

眺めて、認識して、今、自分の身に起きていることを、知りました。

自分で自分に知らしめる作業です。

 

無意識のうちに溜め込んだ気持ちを、ちゃんと意識できるところまで引っ張り上げてあげる。

 

辛いことを減らすにしたって、

何が辛いのか分かってなかったらどうしようもないですから。

 

で、知らしめたら、ちゃんと「減らす」んです。

辛いことは「やめる」。

 

この知らしめ方と、

知らしめたあとの対処についてはまた別記事で書きますね。

 

***

 

次に、何に楽しいと感じるのか、何にワクワクするのか、嬉しいのか…。

えーーーーーー………っと???

 

ここで冒頭のツイートです。

 

分からなかったんです。

 

いや、あったんですよ?好きなこととか、趣味らしきこととか。

でも、それが本当に好きでやってたことなのか、

ただこういうの趣味っぽいから、みんなやってるからという理由だけで手を染めていたのか(笑)、

もうよく分かりませんでした。

 

辛いことをやめる

我慢することをやめる

楽しいことをやる

自分を大切にする

 

人生の舵を大きく切るためにそれらをやりたい。

 

だけど、それらをやるためには、「センサー」が必要なんです。

感度のいいセンサーが。

 

これは我慢してる!って、

これは楽しい!って、

ちゃんと反応してくれるセンサー。

 

このセンサー、生まれながらにみんな持ってるんです。ちゃんと。

この、肉体、ですよ。センサー。

 

私も持っていて、でも、無視し続けてたら、鳴らなくなっちゃった( ´⚰︎` )

センサーぶっこわれちゃってたんです。

 

『我慢』とか通常運転過ぎて、

「これくらい全然平気。っていうか普通。」って思ってたし。

なんならちょっと快感だったのかもしれない。

 

だから、

朽ちた回路をつなぎ直さなきゃならなかった。

 

それでまず、「五感」から始めたのです。

聴覚、視覚、嗅覚、味覚、触覚。

いちいち自分に問いかける。

これはどう?って。

どう感じる?

快なの?不快なの?

 

いちいち問いかけるなんてめんどくさいと思うかもしれないけど、

何かこの時の私は、

これをやらなきゃ!

って分かっていたようで。

めんどくさいとは感じなかった。

 

だってリハビリだから。

やらなきゃもうどうしようもない(笑)。

 

がんばってるのになぜか幸せじゃない人が

がんばってないのになぜか幸せな人に

復活するまでの過程。リハビリ。

 

その「ステップ1」は  

 

①徹底的に五感を思い出す。

②そして不快じゃなくて、快なものを選択する。

=いちいち自分に快を与える。

 

①と②、両方やることが大事です。

 

聴覚、視覚、嗅覚、味覚、触覚、それぞれが本当に満たされると感じる選択。

 

ごはんの食べ方も変わってきます。

本当に今、食べたい…?

AとB、どっちなら本当に味覚が満たされる…?

身にまとうものも変わってきます。

何を着ると私の肌は心地いいの…?視覚が満たされるの…?

この寝具は快適…?

この香りは快感…!でもこの香りは惹かれない…!

 

人生は選択の連続ですから、

トライするチャンスは無数にあるんです。

 

これをやってたらね、

だんだん「感情」にも手を付けられるようになるのですよ。

(さっき別記事で書きますね、って書いた部分ですね。)

 

そう、「五感(感覚)」と同じくらい、「感情」も大事なセンサー。

 

なのですが。

 

なんかもういろいろよくわかんないよ!という人は、

まずはステップ1。

五感から、思い出してみましょう。

 

やってみて分かることって、たくさんあります。

やってみないとどうしようもないことも、たくさんあります。

何事も。ね。

 

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